My Cinema Talk World: ポゼッション

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2013/09/22

ポゼッション


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ポゼッション、レンタルしてきて見倒しました。
今年春くらいかな...公開前のオフィシャル・トレイラーをダンナさまに見せたら「面白そうぢゃん!」ってカンジで私と相反する嗜好の持ち主なのにめずらしく反応がよかったのです。
スプラッターやオカルト、ホラー好きな上、私が「サム・ライミ監督だよ。」って言ったから余計にそうだったのかもしれないけど。
でも、正式にはサム・ライミは監督ではなく製作でした。

先日もダンナさまが
「前に教えてくれた、女の子が木箱を手に入れる映画何てタイトルだったっけ?」
なんて私に訊いてきたんだけれど、すっかりタイトルなんて忘れてました。
たまたまレンタルショップの新譜のコーナーでケースの写真に惹かれてあらすじを読んだところ「ビンゴ!」でした。

概要はガレッジセールで古びた木箱を手に入れた女の子に悪霊が取り憑いたお話で、古典的な”悪魔憑き&悪魔祓い”のオカルトものです。
こういった類いの映画は

ドキドキ、ハラハラ、ゾッー、ウワーッ、キャーッ

でどれだけ楽しめるかだと思うのです。
なのでひと言
...大変面白かったです!

サム・ライミっぽいとかどうとか余計なセリフ抜きで「スペル」も面白かったけどこっちもよかったですね。
よかったなんて言っても、私、実はこういう恐い作品はとても苦手...それでも観たくなると観てるんですが。
劇場では絶対観られないのです。


あらすじ
妻と離婚したクライドは、週末に二人の愛娘と過ごすことを楽しみにしていた。しかしある日、次女のエミリーがガレージセールでアンティークの木箱を購入したことで事態は急変する。それ以来、彼女は徐々に暴力的な性格になっていき、ついには常軌を逸した行動を取るようにまでなってしまう。これに危機感を抱いたクライドは、原因はあの木箱にあると突き止め、ついに木箱に隠された恐ろしい秘密を知る。

(
Wikipediaより引用)


作品データ

原題:The Possession

公開:2012年 アメリカ公開

出演:ジェフリー・ディーン・モーガン、キーラ・セジウィック、ナターシャ・カリス、マディソン・ダヴェンポート、マティスヤフ

監督:オーレ・ボールネダル

脚本:ジュリエット・スノードン、スタイルズ・ホワイト

製作:サム・ライミ



エミリーの表情の豹変のしようが凄い、体当たりの演技と言えますね!
ルックスがリンダ・ブレアを彷彿させます。(エミリー役のナターシャ・カリス素晴らしい!拍手!!)
それ以外にも口から大量の蛾が入り込んだり、喉から手が出たり、風が吹いて歯がボロボロと抜け落ちたり見どころ満載です。
両親が離婚した寂しい想いをしている幼気(いたいけ)な女の子の孤独な心と悪魔の魂がシンクロしたというか、箱に入った魂に呼び寄せられたともいえるかな。
あんな古びたデカいただの箱に興味ないんじゃない?普通あの年代の子なら。

肝心な悪霊の姿はちょっといただけなかったな、ビジュアル的に...

恐さが少し引いた気がしました。

口の中におぞおぞと何かうごめいたり...

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