My Cinema Talk World: 「僕の大切な人と、そのクソガキ」ー 親離れ子離れできない親子と...

作品インデックス

2014/04/05

「僕の大切な人と、そのクソガキ」ー 親離れ子離れできない親子と...

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ウルフ・オブ・ウォールストリート」でいい味だしてたおデブちゃん、ジョナ・ヒル。
彼がまだ、今のジョナになる途中段階といった時期ともいえるかな。でも、十分面白いんだけどね。
それにしても邦題が抜群です、このタイトルいいっ!!
マリサ・トメイも変わらず素敵な女性を演じていました…大きな子供と恋人の間で大変だわーって役どころ。ジョン・C・ライリーは…ほんとシュレックみたいですよね、劇中自分でも言ってたけど(笑)でも憎めないかわいいヒトだわ、私は好きだわね、こういう男。。。(一体、誰になっちゃってるの??)

ストーリー&解説


リドリー&トニー・スコット製作総指揮で、理想の女性と出会ったバツイチの中年男が彼女の憎々しいマザコン息子による執拗な嫌がらせに悪戦苦闘するさまを描いたコメディ・ドラマ。
離婚して以来、冴えない日々を過ごしていたジョンは元妻の再婚パーティーで魅力的な女性モリーと出会い、意気投合。やがて、彼女もバツイチで、21歳の息子サイラスと2人で暮らしていることを知る。さらに、彼は極度のマザコンで、愛する母を取られまいと嫌がらせを仕掛けてくるのだった。こうしてサイラスとモリー争奪戦を繰り広げるジョン。しかし、狡猾なサイラスに翻弄され、ついにはモリーと破局の危機を迎えてしまう…。


(allcinema より)

キャスト
ジョン
    演 - ジョン・C・ライリー
    バツイチ。元妻に何かと頼る。
サイラス
    演 - ジョナ・ヒル
    マザコン青年。
モリー
    演 - マリサ・トメイ
    サイラスの母。
ジェイミー
    演 - キャサリン・キーナー
    ジョンの元妻。
ティム
    演 - マット・ウォルシュ
    ジェイミーの婚約者。

スタッフ・作品情報
監督     ジェイ・デュプラス
マーク・デュプラス
脚本     ジェイ・デュプラス
マーク・デュプラス
製作     マイケル・コスティガン
製作総指揮     リドリー・スコット
トニー・スコット
音楽     マイケル・アンドリュース
撮影     ジャス・シェルトン
編集     ジェイ・ドゥービー
製作会社     スコット・フリー・プロダクションズ
配給     フォックス・サーチライト・ピクチャーズ
公開     2010年1月23日(サンダンス映画祭) 2010年6月18日(アメリカ)
日本未公開
製作費     $7,000,000
興行収入     $9,923,855
原題 Cyrus

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ジョン(ジョン・C・ライリー)と知り合ったばかりの彼女とその連れ子のクソガキの波瀾万丈な(ん?)。。。タイトルそのまんまのお話。
とにかくまずはじめに感じたこと。カメラワークが独特...クイっと急に寄ったり引いたりするんですよね。まるで素人がホームビデオで撮ってるみたいで、なんか面白いなぁこういう遊び的な撮り方。
別れた妻ジェイミー(キャサリン・キーナー)に半ば無理矢理にパーティに誘い出され、場に馴染めず庭で立ちションしてる時にそこを通りかかったモリー(マリサ・トメイ)に「あら、いいペ○スしてるわね!」って声を掛けられるとこが受けちゃっいましたね。美人さんがそういう開けっぴろげなこと言うんですね、おそらく相手を打ち解けさせる言葉だと思うんだけれど。
美人で飾り気がなくて気立てがよくて言うことなしのモリー。もちろん、ジョンも彼女に夢中になり元妻のジェイミーも後押しします…が、そううまくいくはずがないのが世の常であります。
モリーはサイラスという21歳の息子(=クソガキ)と2人暮らし。シンセサイザーで作曲するのが趣味というサイラスに何かと気を使う母親…母親は子離れできていないのかなぁ、やたらと母と息子はひっ付いています。
ジョンが彼女の家を訪れてからというもの、だんだんサイラスとの間が不穏な空気になり始め…ドタバタが思いのほかあっさりしてた気もしますが楽しめました。ジョナ・ヒルのX脚がとにかく見事で…いやいや、それは置いておいて。ジョンに対するさまざまな嫌がらせがもう笑っちゃいます。それに対するジョンのリアクションも最高!
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そいえば、モリーとジョンが初めて出会うパーティでヒューマン・リーグの80年代のヒット曲「愛の残り火(Don't You Want Me)」が流れ出したとたんフロアに駆け込んで周りの冷たい目線も気にせず1人陶酔して歌い踊るジョンが笑えちゃって。
で、最近観た「LIFE!」でもバーで酔っぱらいのおっさんがこの曲歌ってて、無理矢理にウォルターにマイク押し付けてたなぁーって思い出したんですね。今やヒューマン・リーグの「愛の残り火」は寂しいアラフィフ世代が酔っぱらって歌う歌なのねって感慨ぶかくなっちゃいました。私、この曲初めて聴いたのって忘れもしないベストヒットUSAがまだ始まったばかりの頃でPV見てすごく好きになった曲なのね。無機質なボーカルと音が新鮮だわぁって感動しましたね。。ただそれが言いたかっただけなんだけどね^^;
話は戻りまして。面白かったです、単純に何も考えず笑いたい方にオススメです。
私、元妻を演じてたキャサリン・キーナーが大好きです、彼女いつも懐が深い女性を演じてますね。「イントゥ・ザ・ワイルド」にしろ「カポーティ」のハーパー・リーの役にしろ、さりげなく陰から見守ってくれるような素敵な役ばかりですよね。

そうそうこのPV…なつかしーわwww

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