My Cinema Talk World: 懐かしい映画…

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2012/05/06

懐かしい映画…



昨日、今日とお天気がかなり不安定。
昨日は妹が連休中に出掛けた新潟のお土産を持ってきてくれてました。
久しぶりに妹がダンナさま(義弟)とお出掛けした時の数年分の写真などを見ながら色々と話しました。
お互い結婚して各々家庭を持つとなかなかこういう時間ってとれないもの…しかも妹はお仕事してるから尚更です。

妹を見送った後は、TSUTAYAのクーポンを使えば旧作DVDが50円で借りられるので、私だけおもいっきり借りまくりました。
帰りにスーパーでお買い物をしてるうちに土砂降られ、買い物終了後しばし雨宿り。
今日も雷雨で親戚のおばさんと電話でしゃべってるうち相手側が停電になったのか、突然電話が切れてしまったのです。
二階の窓から稲妻の写真でも撮ろうと構えてたらお目当ての稲妻は大したことがなくて、雹がバチバチと音をたてて落ちてきたりして。
「なんなんだ、この天気は…」
なんてボヤきつつTwitter眺めてたら茨城の竜巻の凄い写真!
ほんと、なんなんでしょ…今年の天気。

かなり前置きが長引いてしまいました。
今日は悪天候もあり、家に引き篭って1人二階で昨日借りたDVD観てました。
あ、昨夜寝る前は先日ブログに書いた「きみに読む物語」主演のジーナ・ローランズ若かりし頃の(…と言っても50歳くらいなのかな)「グロリア」を見直しました。
監督はジーナ・ローランズの旦那さまでジョン・カサベテス…ニック・カサベテスの父上でもあります。
リュック・ベッソンの大ヒット作「レオン」の原型がこの映画であると云われているだけにストーリーや前半の殺し屋たちがやってくるシーンでのアパートメントの薄暗い廊下の雰囲気などはそれを彷彿とさせるものがあります。
本筋に戻ります…やっぱり子供の時にみた時と今のこの時代に観るのとではかなりタイムラグがあってなんとも話の進行具合がまったりとしてるかな…それに合わせて劇中に流れる音楽もジャズっぽいサックスの音色でちょっと違和感。「レオン」の中のゲイリー・オールドマン的な強烈な悪役がいないというのも起因しているのかも知れない。
とにかく、たまに撃ち合いはあっても息を呑むという感じの緊迫感はありませんでした。
ただ、グロリアと知人のスパニッシュ系の両親に託された少年との関係はまさに 映画「レオン」の中でのレオンとマチルダのそれであり、2人の感情の変化と共にラストに繋がるあたりはじーんとさせられました。
エンディングは「レオン」がとてもやるせない雰囲気で終わるのですが…「グロリア」はちょい違います。
「レオン」はエンディングの「Shape of my hearts」がストーリーの切なさとあいまって涙を誘いますね。
ゲイリー・オールドマンがこの上ない最高の悪役を演じていてこちらも一見の価値ありです、ほんと。

余談ですが、喫煙する女性ってイマイチ好きになれないのですが、ジーナ・ローランズのようなカッコいいオトナの女性なら許せちゃいます…とはいえヒトが吸う煙草の煙は耐え難く迷惑ですが。
今日観た「モーツァルトとクジラ」という作品の感想を書くはずでしたが、こちらは別途また明日の記事にします。
(つきましてブログのタイトルも当初と変えております。あしからず…)