My Cinema Talk World: 快楽を求める思考

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2012/05/25

快楽を求める思考

手作りカレンダー

昨日は、毎年恒例の家庭訪問だった。
先生に相談することはだいたい決まって同じ事だ。
また、先生から言われる事も概ね同じ…

「授業中など人の話をきいているでしょうか?」(私)

「ゲームのし過ぎで、言ってもいうことをきかないのです」(私)

「視力がかなり落ちてますね」(先生)

昨年までの先生は
「ゲームについてはやることをやっていれば大丈夫じゃないですか?」
といった見解。
今年から担任になった先生は1日のゲーム時間を決めたら何か視覚に訴えるよう表などを作り
「守れた」
「守れなかった」
を残すとよいとのアドバイスを下さった。
確かに、毎日感情的に「やめろ!」と言っても説得力はないだろう。
感情論は聞き入れるにあたいしないことは、理論的でないにしても子供の思考において無意識に妥当な対応をしているということだ、雑音は避けろと…。フィルターをかけて自分がノイズと感知すれば頭に入れさせないようにしているのだ。
息子には、ゲーム時間に対応したカレンダーは作ってみたので今日から実践することにした。

ゲームやテレビに慣らされてくると楽しいとかワクワクするなどの刺激には無条件に反応するが理論的な面倒な事や、じっくり考えるといったことは無意識に撥ね付け避ける思考になってしまうようだ。
ということは努力しながらやり遂げる事に喜びを見いだす事は自然にしなくなっていく恐れがあると思う。
自分もテレビ世代なのでその傾向は大きく、自覚もしている。
しかも、途中からネットという新しい”おもちゃ”も現れた。
親が意識して考えさせたり達成感を得る為に努力する状況を作ってあげることが大事なことを自分の長い間の思考から行動までの傾向を振り返りながら昨日しみじみ実感したりもした。
子育てで自分が見えてくる事は少なくない。


いくつになっても
新たに気づき、過去を振り返り、恥じ入るということは多々あるものだ....