My Cinema Talk World: 「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」ー 母の形見が泣けてくるぜ

作品インデックス

2014/10/13

「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」ー 母の形見が泣けてくるぜ



いまさらですが「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」見てまいりました。
劇場での予告編で何度か見ていて面白そうだと気になっていたし、70年代の音楽満載ということでそこにもそそられてチェックしてあったのですがいろいろあって今さら劇場に行った次第。
3D苦手なため2D字幕で見ました。家人を誘ったらお断りされ、字幕は郡山でしかやっていないこともあり、急遽郡山まで車をとばし久しぶりに1人きりで見ることになりました。
郡山駅近辺って久しぶりで新鮮というか、早めに着いたから散策しようかなーなんてブラブラしてたんだけれども、かなりひなびた風情になっていて驚きました。
余談でございました...

ストーリー
1988年。母親が息をひきとった直後。9歳ピーター・クイル(クリス・プラット)は、ヨンドゥ・ウドンタ率いる宇宙海賊ラヴェジャーズによって地球から宇宙に連れ去られてしまう。それから20年後、彼は惑星間を渡り歩くトレジャー・ハンターになっていた。ある日、謎の球体“オーブ”を発見したピーターは換金のためにザンダー星のブローカーを訪れるも、待っていたのは、暗殺者ガモーラ(ゾーイ・サルダナ)だった。賞金稼ぎのアライグマのロケット(声:ブラッドリー・クーパー)と相棒の樹木型ヒューマノイド、グルード(声:ヴィン・ディーゼル)も仲間に加わって派手な戦いを繰り広げたため、彼らはザンダー星警察に逮捕されてしまう。投獄された4人がそこで出会ったのは、凶暴な囚人ドラックス(デイヴ・バウティスタ)。妻子を殺した犯人の仲間だったガモーラの命を狙うドラックスを、止めるピーター。ガモーラは“闇の存在”を裏切り、その支配から逃れようとしていたのだ。ドラックスも仲間に加わりオーブを換金して金を手に入れたいピーターと仲間たち。それぞれが目的は違っていたが、アライグマのロケットを中心に協力して脱獄する5人だったが…

キャスト
ピーター・クイル/スター・ロード:     クリス・プラット
ガモーラ:     ゾーイ・サルダナ
ドラックス:     デイヴ・バウティスタ
ロナン:     リー・ペイス
ヨンドゥ:     マイケル・ルーカー
ネビュラ:     カレン・ギラン
コラス:     ジャイモン・ハンスゥ
ローマン・デイ:     ジョン・C・ライリー
イラニ・ラエル/ノバの司令官:     グレン・クローズ
コレクター:     ベニチオ・デル・トロ
グルート:     ヴィン・ディーゼル(声のみ)
ロケット:     ブラッドリー・クーパー(声のみ)

スタッフ・映画情報
監督:     ジェームズ・ガン
脚本:     ジェームズ・ガン、ニコール・パールマン
原作:     ダン・アブネット、アンディ・ランニング
製作:     ケヴィン・フェイグ
製作総指揮:     ルイス・デスポジート、アラン・ファイン
ヴィクトリア・アロンソ、ジェレミー・レイチャム
ニック・コルダ、スタン・リー
音楽:     タイラー・ベイツ
撮影:     ベン・デイヴィス[1]
編集:     クレイグ・ウッド、フレッド・ラスキン、ヒューズ・ウィンボーン
製作会社:     マーベル・スタジオズ
配給:     ウォルト・ディズニー・スタジオ
公開:    アメリカ合衆国 2014年8月1日/日本 2014年9月13日



宇宙モノというと、「○■△惑星がどうたらこうたら」とやたらと登場人物の名前が長い上に話がややこしかったりで苦手なのですが、ストーリーもシンプルで楽しめました。
やっぱりアライグマがキモですな...というか出てくるだけで笑わせる、その後泣かせるしでとにかくいいキャラでしたね♥
ちっちゃいのにシブい声で頼りになるところは、デュエルマスターズの「さすらいのダンディ赤ちゃん」ジョージが頭をよぎってしまいました。
それと、アライグマ ロケットの相棒グルードが、立ってるだけで十分なキャラで、おっとあとお決まりの「アイ・アム・グルード!」とさえ言ってくれていればもう大満足でしたわ。
最初、ヴィン・ディーゼルが木の役ときいてかぶり物で出てくるのかと勘違いしてた、声だけなのね^^;
とにかくみんな揃うとオズの魔法使いのブリキとかかしとライオンみたいな、そんな顔ぶれですよ、デコボコなメンバーで。ガモーラ役のゾーイ・サルダナがアバターでは全身青色だったのが今回はオール緑色で、お尻もプリンっでスタイル抜群でした。
楽しい、ワクワクする、そして泣けるのオール・エレメントが詰まってて七面倒くさくなく小難しくないのがなんといってもステキ!



あ、それと音楽ですよね。泣ける要因はコレです!私の場合!!
10CCの『I’m not in Love』から始まり、Blue Swedeの『Hooked on a Feeling』...これウガチャカで知られてるけど、一時期ダンシング・ベイビーとかいうキャラが流行ったとき流れてましたね〜。Raspberriesの『Go All The Way』もねぇー、旧い曲を知らない年代でもどこかで耳にしていると思うし。
デヴィッド・ボウイの曲は、なんか通好みというか…『Ziggy Stardust』ですわ。ルパート・ホルムズの『(Escape)The Piña Colada Song』は映画「LIFE!」でも使われてたし、おなじみのジャクソン5の『帰ってほしいの』などなど...とにかくどの曲も測ったようにピッタリのタイミングで流れて心憎いばかり。
極めつけは『Ain't No Mountain High Enough』です。子供の頃はシュープリームス・バージョンをきいてたけど、オリジナルがあったとわかったのは大人になってずいぶんたってからです。ジェニファー・ローレンス主演の「早熟のアイオワ」でも上手い使い方されていました。
これらのオールディーズを母親の形見としてウォークマンで聞いてるってとこも泣かせどころでテープ『AWESOME Mix』っていいなぁ〜、コレ。
昔、「○○○マイ・ベスト」とか何本も録音してテープの山になってたけどね。まぁ、ピーターの母親と同じ年代を同じようなことして生きてたわけだ。
ビートルズと洋楽のポップスとかロックを夢中で聴いてた頃を思い出して自分の思い出までよぎって、これまた泣かせるのよね。。。英語も習ってなかったのに適当に耳で聞いて歌ってた^^;
と、自分の思い出話になってしまいましたが、楽しい映画で今更私がオススメするまでもなく、みんなから評価されている作品ですよ。



ベニチオ・デル・トロが作品ごとにカッコ悪くなっていってる気がするんです...気のせいかな。



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