My Cinema Talk World: 『エスター(2009)』

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2015/09/19

『エスター(2009)』



昨日、とある掲示板にオンラインストリーミングサービスについて書き込んでいるうちに、どんなものなのか気になってNetflixのサイトを覗いているうちに、勢いで登録してしまいました。
Huluと同じパターンです。
予想より内容が充実しているかな…。
まぁ、一番喜んだのはうちの息子ですね。早速、見まくっています。アニメ漬けです!

私が昨日、初視聴した映画が『エスター(原題:Orphan 2009年)』です。
以前から見たいと思っていましたが、主人が昔見たらしく
「うーん、たいしたことねぇよ」

と言っていたのですが、主人が好むのは「ほん呪」とか「ファイナルデッド…」シリーズなので、「たいしたことない」の意味合いが、自分が期待している意味での回答ではないと今ごろ気付き、視聴に至ったのです。

ストーリー
3人目の子どもを死産で失った夫婦が、孤児院から女の子を引き取り育てることになります。エスターと名乗る9歳の女の子。
大人びた言動で、服装はちょっと時代遅れのワンピース。首と手首にはなぜか、布の飾りを巻いていて決して外しません。
最初は、分別ある行動をとっていたエスターは、学校で騒ぎを起こしたり滑り台から女の子を突き落としたと言われるなど…次第に、言動が変化して行きます。

キャスト
ケイト・コールマン  - ヴェラ・ファーミガ
ジョン・コールマン  - ピーター・サースガード
ダニエル・コールマン  - ジミー・ベネット
マックス・コールマン  - アリアーナ・エンジニア
エスター  - イザベル・ファーマン

スタッフ・作品情報
監督 ジャウム・コレット=セラ
脚本: デヴィッド・レスリー・ジョンソン
製作: ジョエル・シルバー スーザン・ダウニー
    ジェニファー・デイヴィソン・キローラン
    レオナルド・ディカプリオ
音楽: ジョン・オットマン
撮影: ジェフ・カッター
配給: ワーナー・ブラザーズ
公開 アメリカ 2009年7月24日 日本 2009年10月10日
原題: Orphan


監督 ジャウム・コレット=セラさんは、リーアム・ニーソンの一連の作品の監督さんらしいです。スペインの方ですね。
制作にロバート・ダウニーJr.の奥さま スーザン・ダウニーとレオナルド・ディカプリオが名前を連ねています。

なかなか、面白い映画でした。
「オーメン2」などで使われた伝統的ともいえる演出…氷、雪の中で殺っちゃったりなどカメラワークで見ていてあきませんでした。
ただ、殺人・残虐シーンは見ていることができず、顔を背けていました。
ジョンが(ピーター・サースガード)見ていて、イライラしてしまった、あまりにも鈍感で…奥さん(ヴェラ・ファーミガ)がアル中だったことがまだ引っかかっているからなのか。
「オーメン2」のダミアンがそうしたように、エスターにしもべにされているのかと思ってしまいましたが、そうではない…。そこにも、しっかり落とし所があったのです。
てっきり、頭に666のアザがあるのかと思っていたらそうではなく...冗談 !!「えぇ!まさかっ!!」の、オチでゾッとしてギョっとしました。
(手首に巻いた布と、歯医者が嫌いな原因がそう繋がったと…)


父母役の、2人もいい演技を見せてくれておりますが、ここでは特に子役がすばらしいです。
コールマン家の聾唖(ろうあ)の娘と主役エスターを演じる女の子が、際立っていました。
セリフまわしだけでなく、目と表情での演技が半端ないです。
エスターを演じたイザベル・ファーマンは、容貌もオーメン2のダミアン役 ジョナサン・スコット・テイラーを彷彿とさせました。



たまに、こういう作品もいいですね。
しょっちゅうは、みられません。(心臓によろしくない!! )




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