『ラ・ラ・ランド』の前売り券を買っておきながら、まだ見ていない。
時間がないわけではないけれど、来週は息子の受験日もあって、心に余裕がない。
劇場に行っても楽しめない気がしている。
とはいいつつも、自宅では旧作を見たり、取り寄せた海外版DVDを観賞したりはしている。
昨年からネットで知って惹かれる1本があり、少し前にDVD(北米版)で観賞。
ひさびさに琴線にふれる作品、期待通りだった。
アメリカン・ハニー(原題:American Honey)
監督:アンドレア・アーノルド / 製作年:2016年
映画『American Honey』に流れるカントリーミュージック『アメリカン・ハニー(2010)/ レディ・アンテベラム』を聴いてしんみりしながら、“旧きよきアメリカ”とはいつのことをいうのだろうとふと考えてしまう。
私が考える“旧きよきアメリカ”とは、自分が小さい頃にテレビで放映される映画で見ていた時代のこと...経済的に豊かで映画・音楽文化が発展していた頃のアメリカだ。
本作は『アメリカン・ハニー』の歌詞に出てくるようなすくすくと育った奔放な女の子が大人になっていく数ヶ月を描いている。
ノリのいいヒップホップ、そして対をなす心に染みわたるカントリーミュージックを配して作品にメリハリをつけている。
ストーリー
18歳のスター(サシャ・レーン)は、父親違いの妹弟の面倒を見ながらその日を暮らしていた。
飲んだくれの継父は、いやらしくスターの体をさわりまくる。イヤなことを耐え忍ぶ悲惨な日々。
そんなある日、Kマートで奇妙な集団に出会う。
バンに乗りこみ、家々を回って雑誌を売りながら旅をして暮らす若者たちだった。
ミジメな生活から逃げ出す一心で仲間に加わることにするスター。
若者たちの中に、偉才をはなつ青年ジェイク(シャイア・ラブーフ)がいた。
ジェイクや若者たちの仕事ぶりに常に目を光らせるボスは、クリスタル(ライリー・キーオ)だ。
ジェイクにマガジン・セールスの手ほどきを受けるうち、ほどなく二人は愛し合うようになる。
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みずみずしい映像はカメラワークの賜物 |
キャスト
スター − サシャ・レーン
ジェイク - シャイア・ラブーフ
ペーガン - アリエル・ホルムズ
クリスタル - ライリー・キーオ
コリー - マッコール・ロンバルディ
スタッフ
監督・脚本:アンドレア・アーノルド
撮影:ルビー・ライアン
公開:2016年5月15日(カンヌ映画祭) 2016年9月30日(アメリカ)
製作国:イギリス
原題:American Honey
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ジェイクはクリスタルの腰巾着的な存在?! |