My Cinema Talk World: ほどほどがいいのだ

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2012/04/23

ほどほどがいいのだ



どうやら、体調の悪化はこのところの気圧が悪さしてるらしい。
ほんと、鬱陶しい。
寒くなったり、暑くなったりの変動が激しすぎて体がついていかない。
すると息子が風邪を引いたりし始める。
咳が酷くなる前に吸入はすぐにやったほうがいい、ノドの奥からヒューヒュー音がし始めるから。
身体が緊張でこわばっている方がいいか…
それとも
薬で弛緩して眠い方がいいのか。
否。
その中間が理想の状態なのはいわずもがな。
さっきの気圧に話は戻るが、月の満ち欠けも体調に大きく影響するのだ…特に女性に大きく。
先日、いつも行く医院にお薬を貰いにいって、形ばかりの診察を受けた時、院長である女医さんがめずらしく長い時間気圧やら月の満ち欠けによる体への影響を話してくれた。
しかし、医師はこちらから訊かないと薬の副作用の話はしないものだ。
血液検査をして、私のγ-GTPが標準値の三倍でも何も言わない。
薬の副作用だから。
診察の後、薬局に行くと私の前に名前を呼ばれたおじさんは山ほどの薬を受け取って8000円払っていた。
これほどの薬を呑んでいたら、副作用なのか何か別の病気の症状なのか判別がつかなくなるだろう。
いやだ、これ以上薬の種類は増やしたくない。
何か自然と楽しさがわき起こるような…正確な成分などはよくわからないがセロトニンとかアドレナリンとかドーパミンとか、そんな脳内物質を分泌する助けになる食べ物ないかな。
………
実はざっと調べて見たがないらしい。
楽しくなる行動、行為を行なうのが1番だそうな。
ただし
快楽だけを求めすぎる生活を長い間続けているとそのうち体がそれに慣れ、麻痺し腑抜けのようになってしまうので要注意だ。
私のアタマに浮かんでるイメージだと、映画で観た阿片中毒者みたいな弛緩しきった…あれ、あんな感じかな。
子供の頃からなんでも欲しい物が手に入る状況を作ってしまうのはよろしくない。
昨日、テレビを観ていて10歳の子供がニーチェの言葉を理解しているのに恐れ入ってしまった。

「好奇心に振り回されるな。人に与えられた時間は限られており、次々に新しいものに興味を持つと全て浅い理解しかできない。それよりも一つ一つの興味をより深める方ががいい…」

私もその頃にこれくらい物が解る人間だったら。
その時ふと、SMAPの木村拓哉もかなり若い頃にこれに似た言葉をテレビだか雑誌のインタビューで言ってたことを思い出したよ…
彼も凡人じゃないね、やっぱり。